一般精神医学が対象とするような精神疾患・障害には相当しないが、「こころが原因で生きることにつまずいて、生活に支障をきたしているこころの状態」を科学的な視点で問題解決に導き、生活機能の回復を目指す精神医学を言います。
整心精神医学が対象にするものは、「生きることにつまずいているこころの状態」であり、放置すれば転倒し、深刻な病気になりかねない場合もあります。不登校・引きこもり、家庭内暴力、行為障害などの思春期失調症候群や、精神障害との境界領域と考えられる身体醜形障害(症)、摂食障害、気分変調症、慢性うつ、パーソナリティ障害、自律神経失調症などが対象です。